35歳からのコラーゲンLife〜若さと美貌を保つ秘訣

コラーゲンとゼラチンとコラーゲンペプチドの違い

コラーゲンとゼラチンとコラーゲンペプチドの3つは、分子の大きさが違うだけでタンパク質としてのアミノ組成は同じです。 ただ、分子の大きさが違う以上は用途や特性が異なってきます。

分子量の大きさとしては 「コラーゲン>ペプチド>コラーゲンペプチド」になります。コラーゲンペプチドをさらに細かくバラバラにしたのがアミノ酸です。

コラーゲンファミリーの違い

・コラーゲン/3重らせん構造/化粧品素材、医療材料など
・ゼラチン/らせんが解け、3本の紐になったもの/食品・写真用など
・コラーゲンペプチド/紐を短く切ったもの/健康食品・ドリンクなど
・アミノ酸/最小単位/食品

分子量が小さくなるほど体に吸収されやすくなります。アミノ酸はコラーゲンの1/3000ですからこの違いが吸収率の差にあらわれるといわれても納得ですよね。

ただ、この場合のコラーゲンというのは、魚のアラや手羽先などを煮た後に冷え固まった煮こごりのことです。 コラーゲンサプリやドリンクに配合されているコラーゲンというのは、コラーゲンペプチドのことなので、ココは混同しないように注意が必要です。

コラーゲンを塗る場合と口から摂取する場合の効果の違い

コラーゲンは化粧品に配合されている美容成分としても有名です。それからサプリやゼリー、ドリンクのなかにも含まれています。

コラーゲンを塗った場合と口から摂取した場合の違いについてまとめると、

肌に塗布した場合

化粧品に配合されている美容成分としてのコラーゲンの役割は「保湿・膜をつくる」ということ。肌に浸透して肌のコラーゲンになるといったことはありません。 そもそも分子が大きいため肌に浸透することがありません。

口から摂取した場合

一部はアミノ酸に分解されて体を作る栄養素になりますが、多くの場合、アミノ酸がつながったペプチドの形で吸収されて、 細胞に活性化の命令を下すなど生理活性機能を発揮します。

これまではコラーゲンペプチドを摂取したところで、すべてアミノ酸に分解されて、体を作る栄養素として消化吸収されるため、 特別な効果があるわけがないといわれていたわけですが、今ではペプチドの形で吸収されるものがかなりの割合であることがわかっています。

そして吸収されたペプチドは血流にのって体の各部位の細胞まで運ばれて、そこで生体調整機能を発揮すると考えられています。 具体的には繊維芽細胞を活性化させることであったり、髪をつくる毛母細胞や爪をつくる爪母細胞に働きかけて代謝を促すといったことです。

食べたり、飲んだりしたコラーゲンがそのまま肌や髪や爪は骨のコラーゲンになるわけではなく、ペプチドが何らかのシグナルを細胞に送ることで、 細胞を活性化させているというのが現在、主流になっている考え方になります。

コラーゲン化粧品でハリ・弾力アップ効果は期待できない!

コラーゲン化粧品についての補足です。

コラーゲンの分子の大きさでは肌に浸透することはありません。そのため肌表面に留まって保湿成分として働くのが化粧品に配合されているコラーゲンの働きになります。

ハリ・弾力アップのイメージがあるコラーゲンですが、化粧品としては保湿成分としてしか働かないことを覚えておいてください。 もし、ハリ・弾力アップを想起させるようなコラーゲン化粧品があったら、それは誤認させる気マンマンといえます。

スキンケアで肌のコラーゲンを増やそうと思ったらそれに適した美容成分があるので、そちらを使ったほうがいいでしょう。 一応、紹介しておくと、

ビタミンC(誘導体含む)

ナイアシン

レチノール(トレチノイン)

FGF(線維芽細胞増殖因子)

プラセンタ

イソフラボン

これらの成分はコラーゲンを生成する線維芽細胞の働きを活性化させる作用があるので、コラーゲンを増やす効果が期待できるといわれています。 とはいえ、満足いくほどの実感があるか?といわれればはっきりいってビミョ〜です。

美容医療などは、高周波などを使うのが一般的ですよね。

「知っ得!コラーゲン」のその他コンテンツ