35歳からのコラーゲンLife〜若さと美貌を保つ秘訣

髪・爪・骨・関節etc...全身に効く「コラーゲン」

割合でいうとコラーゲンは肌の真皮に多いので、肌が一番その影響を受けやすいわけですが、コラーゲンは全身さまざまな部位に存在します。 そのためその部位のコラーゲンの質が低下すれば機能も低下するというのはいうまでもありません。

肌以外にコラーゲンが多く含まれている部位は?

・骨
・関節部分
・靭帯、腱
・血管、内臓

全身の細胞や組織でコラーゲンは重要な役割を果たしているということです。

骨、関節部分におけるコラーゲンの貢献度は大きい!

骨の大半はカルシウムやリンといった無機質ですが、そのうちの20%はコラーゲンになります。 骨を鉄筋コンクリートで例えると、鉄筋がコラーゲンになり、コンクリートがカルシウムやリンなどの無機質になると考えるとわかりやすいです。

骨の強さとしなやかさにコラーゲンが貢献しているわけです。

骨に含まれるコラーゲンが劣化・変性してしまえば、強度が不安になり、しなやかさが欠けるようになります。 骨質が低下するので、折れやすくもなります。色も糖化が進むと黄色くなるそうです。

こうした骨の劣化を防ぐのにも役立つのがコラーゲンペプチドであり、古い骨を壊す破骨細胞と新しい骨を作る骨芽細胞という2つの細胞を活性化して骨の生まれ変わりをサポートしてくれます。

骨の代謝が促進されれば、骨密度の維持や向上にもつながるので、強くしなやかで折れにくい骨を作ることができるというわけです。

骨の代謝をスムースにするメカニズム

古い骨を壊す破骨細胞と新しい骨を作る骨芽細胞には、P-0が命令を出してその働きを促進させて、O-Gが命令を出して抑制するというサイクルになっています。

骨と同様にコラーゲンの占める割合が多いのが関節部分です。

ジョイント部分である骨と骨の表面には軟骨があり、この軟骨がクッションの役割を果たしているわけですが、 この軟骨部分が変性して弾力が失われると、軟骨がすり減り、その土台となる骨も変形して痛みを感じるようになります。

この軟骨部分はそのほとんどが水分ですが、約20%はコラーゲンです。そのためこうした軟骨組織の変性を防ぐにもコラーゲンペプチドを摂取することは効果的です。

具体的にどう関節部分に作用するかですが、有効成分のPOとOGが軟骨細胞に命令を出して変性を防ぎつつ、 クッション材であるヒアルロン酸の合成を促進させて関節の滑らかな動きを維持・向上させることができると考えられています。

軟骨細胞の変性(石灰化や肥大化)を遅らせたり、老化を予防できるのはもちろん、痛みを軽減したり、関節機能が改善したという症例もあることから、 関節に効く有効成分として、グルコサミンやコンドロイチンから主役の座を奪いそうな勢いなんですね。

膝の痛みだけでなく構造も改善?

コラーゲンペプチドを1日10g、13週間摂取してもらったところ、膝関節の痛みが軽減し、膝関節の改善がX線画像によって確認されました。
[K.Suresh,et al.,J Sci Food Agric(2014)]

骨粗しょう症や変形性膝関節症に悩む方というのは多いです。美容面ばかりが注目されるコラーゲンですが、 加齢とともに悩まされる健康上の問題にもアプローチできるということでアンチエイジングにとっては非常に有効で効果のある成分といえるわけです。

髪や爪に対するコラーゲンの効果は?

髪や爪は特別コラーゲンの占める割合が多い組織ではありませんが、コラーゲンを摂取することで変化を感じやすい部位です。 その理由は詳しいことはわからないのですが、髪をつくるもとになる毛母細胞や爪を作る爪母細胞にペプチドが働きかけて、 代謝を促すからではないかといわれています。

以下は、2008年の日本美容皮膚科学会で発表された話ですが、

コラーゲン摂取で髪が太くなった?

コラーゲンペプチドを1日5g、8週間続けてもらったところコラーゲンペプチドを食べたグループのほうが、プラセボのグループに比べて、毛髪の太さが増していることがわかった。
[日本美容皮膚科学会(2008)]

また、ヒドロキシプロリン(コラーゲン特有のアミノ酸)の血中濃度が高くなると抜け毛が減るという京都府立大学の佐藤健司教授のグループの研究もあります。

いずれも論文として、発表されたわけではないので、エビデンスレベルとしては低いのですが、 コラーゲンを摂取した人の多くは肌とともに「髪」の変化を実感しているので、関連性は高いだろうと思います。

爪についても髪の場合と同様で、コラーゲンを摂取したところ、爪の状態がよくなったという研究報告があります。まぁ効くだろうなという印象はありますよね。

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