35歳からのコラーゲンLife〜若さと美貌を保つ秘訣

コラーゲンがからだに吸収される仕組み

コラーゲンペプチドを摂取すると一部はアミノ酸に分解されて吸収されるんですが、その他の大部分はアミノ酸が数個くっついたペプチドの状態のまま吸収されます。

この点が他のタンパク質とは大きく異なるコラーゲンペプチドだけの特徴になります。

なぜ、コラーゲンだけが他のタンパク質とは違ってペプチドの状態を維持できるかですが、コラーゲン特有のヒドロキシプロリンというアミノ酸の存在が大きいです。

普通、タンパク質を口から摂取してもタンパク質分解酵素が働いてアミノ酸の状態にまでバラバラに分解してしまいます。 しかし、ヒドロキシプロリンを含むペプチドは特殊なつながり方をしているため、このタンパク質分解酵素が作用しにくくなってバラバラにされるのを免れることができます。

ペプチドは小腸に吸収された後、血流にのって身体の各部位の細胞まで運ばれていきます。特に多く吸収されるペプチドは、アミノ酸が2つつながった「P-O(プロリン-ヒドロキシプロリン)」「O-G(ヒドロキシプロリン-グリシン)」の2つ。

かつては骨・関節・皮膚に運ばれたコラーゲンペプチドがそのまま各部位でコラーゲン組織をつくる材料になると思われていたんですが、 今は、この「PO」と「OG」が、細胞を活性化する生理活性機能を発揮すると考えられています。

コラーゲンの材料になるのではなく合成促進のスイッチになる

皮膚や骨、関節、髪や爪、血管などあらゆる部位に行き渡ったペプチドは、そこでコラーゲンの再合成のための材料になるのではなく、 古くなり、劣化した細胞に「PO」と「OG」が命令を与えて、元気にするというのが今のところの主流の考え方です。

具体的には皮膚であれば繊維芽細胞や関節であれば軟骨細胞、髪であれば毛母細胞、爪であれば爪母細胞といったコラーゲンつくりだす細胞そのものを活性化したり、 それらの細胞が活性化しやすいように環境を整えているのでは?と考えられているということです。

皮膚にかんしていえば、線維芽細胞はコラーゲン以外にもエラスチンやヒアルロン酸を生成している細胞なので、それが活性化されれば、 ヒアルロン酸の産生量が増えて肌の水分量がアップするという効果も期待できるというわけです。

ただ、気になる点も。。。。

健康な肌ではコラーゲン合成は促進されない?

肌に傷がついている状態が繊維芽細胞が一番活性化する状態です。そのため、劣化していたり、傷がある肌のほうがぺプチドによる 繊維芽細胞の活性作用も実感でき、健康で傷のない肌ではコラーゲン合成は活性化されないという話もあります。

美容医療などでもダーマローラーとかフラクショナルレーザーというものは、肌にわざと非常に細かい傷をつけることで肌の再生修復作用を高めて、 肌をキレイにしようという施術がありますよね。

それを考えると、劣化や傷など問題がある状態のほうがコラーゲンを摂取したとき細胞の活性度というのは上がるというのは納得できる話だと思います。

公的な機関はまだコラーゲンの機能性を認めていない

と、ここまでコラーゲンの効くメカニズムについて解説してきましたが、このことが常識なのはコラーゲンを専門に研究している企業や大学の研究チームの中だけの話であって 公的機関(国立研究・栄養研究所)はまだ認めてはいない状態です。

そのため公的に認められたものしか信用しないとかコラーゲンについて詳しいワケではない医者や大学教授といった先生達は、 「コラーゲンは効かない」という立場や意見の方も多いです。

もう少し時間がかかるかもしれませんが、すでに根拠のある信用できる論文や研究データは集まっているので、コラーゲン(ペプチド)の経口摂取の効果というのは、 認めざるを得ない日が来ると思います。

その時、一番うれしいのはコラーゲンの健康食品を売っている会社でしょうけどね。

機能性表示解禁でどう変わる?

2015年の春までにはじまる「機能性表示」。これは科学的根拠を示すことで、その成分の肌や身体についての作用を謳うことができるようになるというものです。

コラーゲンであれば、「若々しいなめらかな肌を促進する」「「健康な関節をサポートする」といった感じで具体的に体の部位を挙げて訴求できるようになります。

機能性表示が解禁された後は、美肌になれる!アンチジングに最適!という謳い文句の健康食品がいろいろと出てくると思いますが、 コラーゲンについては効果効能にきちんとした根拠・データがあるものなので、安心して利用してもらえればと思います。

「コラーゲンの機能性」のその他コンテンツ