35歳からのコラーゲンLife〜若さと美貌を保つ秘訣

全身のコラーゲンの劣化・変性することが老化に深く関係しています。

人間の体はそのほとんどが水分であるということはご存じだと思います。体重比でみるとおよそ6割が水分といわれていますよね。(7割という話もあります。) 水分を除く残りものはというと、タンパク質が2割、脂肪やカルシウムなどの無機質が2割という感じです。

この体重比の2割を占めるタンパク質のうち、30%がコラーゲンです。コラーゲンが身体のどこの部分に多く含まれているかというと、 皮膚が4割、骨や関節部分の軟骨などに1〜2割、その他、血管や内臓など全身に存在しています。

全身のありとあらゆるところにコラーゲンは存在すると覚えておいてください。

さて、そんなコラーゲンは加齢とともに減少したり、劣化します。コラーゲンは細胞を支えたり、組織をつながげる役割を果たしているため、 それが減少したり、劣化すれば細胞自体のバランスが大きく崩れることになってしまいます。

一番の問題は構造が変化してしまうということでしょう。

肌であればシワやたるみができますし、骨であれば脆く折れやすくなります。関節部分であれば痛みがでてきます。このように見た目にしろ、 その働きにしろ、本来のものとはかけ離れてしまうことが問題といえます。

コラーゲンの劣化・変性をもたらす酸化と糖化

コラーゲンが肌だけでなく、骨や関節、髪や爪、血管にいたるまでありとあらゆるところに存在している以上、 その劣化や変性は全身の老化を著しく進めてしまうことを意味しています。

コラーゲンが劣化・変性しないようにすることが老化を防ぐためには必要不可欠なことなんですが、そのために注意しないといけないことが、「酸化」と「糖化」です。

酸化

紫外線、ストレス、激しい運動、タバコなどの刺激によって生成される活性酸素が細胞や生体組織に酸化ダメージを与えてしまうこと。老化を促進する要因になる。

糖化

体内のタンパク質と摂取した糖が化学反応を起こして結合し、AGEs(終末糖化産物)という異常タンパク質を生成してしまうこと。糖化したタンパク質は本来の機能を果たせなくなる。

酸化は紹介したように、紫外線、ストレス、激しい運動、タバコなどによって促進され、糖化は普段食べている食事の糖が原因になります。 現代人は吸収の良い糖を大量に摂取しているので、太ったり、糖尿病になっているわけですが、同時に糖化によって老化も促進してしまっているんですね。

酸化や糖化のダメージを受けたコラーゲンは弾力が失われて、うまく伸び縮みできなくなります。これがシワやたるみの原因です。 また、コラーゲンの分解と合成のスピードも遅くなってしまうので、古い劣化したコラーゲンが留まるようになります。

その結果、細胞や組織が脆く弱くなってしまって、トラブルの原因になるわけです。

紫外線のUVAが肌のコラーゲンをズダズダに引き裂く

コラーゲンの劣化や変性を促進する要因として、紫外線も無視できない存在です。

地表に降り注ぐ紫外線にはUVAとUVBがあるわけですが、肌のコラーゲンにダメージを与えるのはUVAのほう。波長が長く、肌の奥まで侵入してきて、 真皮層にあるコラーゲンをズダズダにしていきます。

このUVAのやっかいな点は、雲やガラスを通過してくるということと、冬であってもかなりの量が降り注いでいるということです。 なので、今日は雲がでていて日差しが弱いからとか、部屋の中にいるからと油断して日焼け止めを塗ってないと、UVAの影響を受けてしまうということなんです。

特に多くの人が油断しているのが冬のUVケアです。夏の日差しの強いときだけUVケアすれば十分だと思っている人がいるんですが、 UVAのことを考えると、そんなことはいっていられなくなります。365日、雨の日も風の日も日焼け止めはマストです。

UVA対策を考えた日焼け止めの選び方

UVAを防ぐ効果を示す指標となっているのが「PA」です。PA++もあれば日常使いとしては十分です。 最近は紫外線と一緒に降り注いでいる近赤外線のコラーゲン分解酵素を増幅させる作用にも注目が集まっており、 長い間、太陽光を浴びないように注意喚起されています。

見た目の老化の7割は紫外線による光老化といわれているように、紫外線による肌ダメージというのは半端じゃありません。 若さと美貌を保つために行うべき対策はいろいろとありますが、それはあくまで「紫外線対策ありき」だということは忘れないようにしましょう。

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